貸切風呂の大野木荘

貸切風呂の大野木荘

  • facebook
  • twitter
  • instagram

新着情報

静岡浅間神社は何の神様?七社参りのご利益と徳川家康ゆかりの歴史をたどる旅路

2025年6月23日

 

⛩ 静岡市の中心部に鎮座する「静岡浅間神社(しずおかせんげんじんじゃ)」は、徳川家康とも深いゆかりを持つ、東海地方屈指の古社で、「おせんげんさん」という通称でも知られています。

静岡浅間神社の赤鳥居(浅間通りより撮影)

豪華絢爛な社殿群と、それぞれ御神徳の異なる七つの神社を巡る「七社参り」ができることでも知られ、多くの参拝者がご利益を求めて訪れます。

♨️ さらに、参拝後の癒しのひとときには、静岡市の奥座敷・梅ヶ島温泉での宿泊がおすすめです。

梅ヶ島コンヤ温泉・大野木荘:貸切露天風呂「花の湯」

この梅ヶ島には、江戸時代初期から徳川幕府の直轄金山「梅ヶ島金山」があり、採掘された金は幕府財政を支える重要な資源とされていました。金山の存在により、梅ヶ島は将軍家にも重要視され、静岡(駿府)に隠居していた徳川家康とも深いつながりがあったのです。

💡 静岡浅間神社と梅ヶ島温泉をめぐり、徳川家康の足跡をたどりながら静岡の歴史と自然を感じる旅路に出てみてはいかがでしょうか。

静岡浅間神社とは、静岡市葵区に位置する歴史ある神社で、「神部神社」「浅間神社」「大歳御祖神社」の三社を中心とした総称になっています。

【2025年6月時点】
・神部神社と浅間神社で共有している大拝殿は、2028年頃までにかけて改装工事中となっています。


神部神社
(かんべじんじゃ)

主祭神の大己貴命(おおなむちのみこと)は、大国主命(おおくにぬしのみこと)とも称される神話の国づくりの神であり、縁結び・経済発展・医療など多方面にわたる守護神として知られています。

出雲大社の主祭神である大国主大神としても知られ、出雲神話では、人々を導き、苦難を乗り越える知恵と力を持つ存在として崇められてきました。

🔼向かって右側が「神部神社」です。(2028年頃まで改装工事中)

この神社では、延命長寿や縁結び、除災招福といった人生を豊かに導くご利益がいただけるとされており、幅広い世代の参拝者から信仰を集めています。

静岡浅間神社:神部神社の御神徳などの案内板


浅間神社
(あさまじんじゃ)

主祭神の木之花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)は、富士山の神としても知られる美しい女神で、火中出産の神話から強い母性と家庭の安泰を象徴する存在として古くから信仰されています。

🔼向かって左側が「浅間神社」です。(2028年頃まで改装工事中)

この神社では、安産祈願や子授け、夫徳円満など、家庭にまつわるご利益を願う参拝者が多く訪れ、特に女性や夫婦での参拝に人気を集めています。

静岡浅間神社:浅間神社の御神徳などの案内板


大歳御祖神社
(おおとしみおやじんじゃ)

主祭神の大歳御祖命(おおとしみおやのみこと)は、歳神(としがみ)として歳を司り、五穀豊穣と人々の暮らしを見守る神様とされ、農業だけでなくあらゆる生業の繁栄を支える存在です。

静岡浅間神社:大歳御祖神社の外観

この神社では、商売繁盛や仕事運の向上、諸産業の繁栄、さらには諸願成就まで、日々の努力を実りあるものへと導くご利益があるとされています。

静岡浅間神社:大歳御祖神社の御神徳などの案内板


他にも、静岡浅間神社の境内には、(これら三社を含め)合計七つの神社が鎮座しており、国の重要文化財にも指定されている豪華絢爛な社殿群が大きな見どころです。

静岡浅間神社の桜門

それぞれの神社には、異なる神様(祭神)が祀られており、家内安全・縁結び・子授け・病気平癒・農業守護・交通安全などの多彩なご利益があります。

残る4箇所の神社についても次章にてご紹介していますので、自身の求めたいご利益がないか、ご覧になってみてください。

【参照サイト】
静岡浅間神社 公式サイト
Discover Japan 公式サイト

静岡浅間神社では、境内に点在する七つの神社をすべて参拝する「七社参り(しちしゃまいり)」という独自の風習があります。

静岡浅間神社の七社参りの案内板

これは、一度の参拝で七柱の神様にお参りすることで、あらゆる災厄を祓い、多様なご利益を得て運気を底上げすることが期待でき、どんな願いも叶うとさえいわれています。


⛩ 麓山神社
(はやまじんじゃ)

主祭神の大山祇命(おおやまつみのみこと)は、山の神々を統べる神にして、浅間神社の御祭神・木之花咲耶姫命の御父神としても知られています。山の恵み、すなわち木材や水源をはじめ、春には田の神として五穀豊穣を掌るなど、衣食住の基盤を司る自然の守護神です。

静岡浅間神社:麓山神社の外観

この神社では、家内安全や所願成就といった暮らし全般の平穏を祈願する人々に信仰されており、生活の基礎を整えたいと願う参拝者におすすめの一社です。

静岡浅間神社:麓山神社の御神徳などの案内板

🚶 また、七社の中で唯一、長い階段を登った先に鎮座していることから、参拝の行程そのものが“自らの願いに向き合う時間”として印象深く心に残る体験となるでしょう。

静岡浅間神社:麓山神社へ通じる階段


⛩ 少彦名神社
(すくなひこなじんじゃ)

主祭神の少彦名命(すくなひこなのみこと)は、古代の医薬・酒造・芸能など、幅広い知識と力を持つ知恵の神として知られています。県内では唯一の“医薬の神”を祀る神社であり、病を癒し、人々の暮らしを支えてきた存在です。

静岡浅間神社:少彦名神社の外観

この神社では、病気平癒・無病息災・身体健全のご利益に加え、御酒や芸能の神として技芸上達を願う参拝者からも厚く信仰されています。

静岡浅間神社:少彦名神社の御神徳などの案内板


⛩ 八千戈神社
(やちほこじんじゃ)

主祭神の八千戈命(やちほこのみこと)は、神部神社・大己貴命の荒御魂(あらみたま)であり、困難を打ち破り道を切り開いた開運の神として、また武の霊力を発揮し国土経営に尽くされた偉大な存在として信仰されています。特に、武道・スポーツ・勝負ごとにおいて“勝ち抜く力”を授けてくれる守護神としても知られています。

静岡浅間神社:八千戈神社の外観

この神社では、武運長久・必勝祈願・運気上昇・試験合格など、あらゆる勝負事に臨む人々の心強い味方として、目標に挑む多くの参拝者から厚く信仰を集めています。

静岡浅間神社:八千戈神社の御神徳などの案内板


⛩ 玉鉾神社
(たまぼこじんじゃ)

主祭神として祀られているのは、羽倉東麿(はくらとうまろ)・岡部真渕(おかべまぶち)・本居宣長(もとおりのりなが)・平田篤胤(ひらたあつたね)という国学四大人(こくがくしだいじん)。いずれも江戸時代の国学を支えた碩学たちで、日本の古典や精神文化の礎を築いた知の巨人たちです。

静岡浅間神社:玉鉾神社の外観

そのためこの神社は、学業成就や受験合格といった“学びの道を志す人々”にとって特別なご利益があるとされ、学生や教育関係者からの篤い信仰を集めています。

静岡浅間神社:玉鉾神社の御神徳などの案内板


💡 七社は境内にバランスよく配置されており、1時間ほどで一巡できる気軽なパワースポット巡りとして、年齢や国籍を問わず人気を集めています。

授かりたいご利益に応じて、各社をじっくり参拝して御朱印帳を入手したりと、旅の安全や新しいご縁を祈願するのもおすすめです。

【参照サイト】
静岡浅間神社 公式サイト
少彦名神社 公式サイト
Discover Japan 公式サイト

■家康が晩年を過ごした「駿府」とは?

🏯 徳川家康は江戸幕府を開き、政権を二代将軍・秀忠に譲った後、自身は現在の静岡市にあたる「駿府(すんぷ)」に移り住みました。

駿府城を拠点に、将軍に代わって政治の実権を握る“大御所政治”を展開し、実質的な国の運営を行った場所です。静岡市は、家康にとって最期まで政治と人生を託した特別な地といえます。

■徳川家康が元服した神聖な場所

⛩ 静岡浅間神社は、徳川家康が少年時代に、人生の節目となる成人の儀式「元服(げんぷく)」を行った場所として知られています。元服とは、当時の武家社会で男子が大人の仲間入りを果たす重要な通過儀礼で、名前を改め、髪型や服装も成人のものへと改める儀式でした。

今川義元のもとで駿府に滞在していた家康(当時は竹千代)は、この神社で元服し、「松平元康」と名乗るようになりました。

家康にとって、この地はまさに“人生の出発点”ともいえる場所であり、のちに江戸幕府がこの神社を大切にした背景にもつながっています。

■境内に残る家康の痕跡を探してみよう

✅ 静岡浅間神社では、彫刻や装飾の中に、徳川家の家紋「葵の御紋」が随所に刻まれており、家康とのつながりを感じさせるポイントです。

静岡浅間神社:八千戈神社に見られる徳川家の葵紋
🔼こちらは八千戈神社の屋根付近に見られる葵紋です。

特に、重厚な楼門に見られる装飾は必見で、神社全体に江戸初期の美意識と権威が色濃く表れています。歴史を感じながら境内を歩けば、静岡が「徳川家康ゆかりの地」であることが実感できることでしょう。

こちらの記事もおすすめです。

⛩ 静岡浅間神社への参拝は、午前中がおすすめです。

古くから「神社参拝は朝にするのがよい」とされるのは、神域の“気”が最も清らかに保たれているとされる時間帯だから。

🙏 特に朝の澄んだ空気の中で手を合わせれば、より心が整い、神様とのつながりを感じられるはずです。

♨️ 参拝を終えたら、静岡市の奥座敷・梅ヶ島温泉へ足を延ばしてみませんか?浅間神社からは、静岡駅方面へ戻らずそのまま北上するルートがスムーズです。

🚗 梅ヶ島温泉へは、静岡駅北口から浅間神社の西側を通り、県道27号線を北へ、途中から29号線に切り替わりますが、それもひたすら北上するだけ。道中の右左折は無く、初めての方でも迷いにくいシンプルな道のりです。

浅間神社から梅ヶ島温泉までは、車で約1時間。市街地から離れるにつれて自然が濃くなり、山あいの景色とともにリラックス感が深まっていきます。

🚌 お車がない方でもご安心ください。梅ヶ島コンヤ温泉「大野木荘」では、ご宿泊のお客様にご利用いただける、JR静岡駅北口・ロータリーからの送迎サービス(13:00発/予約制)をご用意しています。

♨️ 神社で心を整えた後は、美肌の湯として知られるpH10超の強アルカリ泉に浸かり、山里ならではの静けさと四季の自然に癒されるひとときをお楽しみください。

こちらの記事もおすすめです。

記事一覧